幼少期の私とハンド

2017年1月16日

こんにちは!
ハンドリフレクソロジー専門学院
講師の坂井です昨日のブログで
私自身のハンドに携わる、
ルーツとも言える、
小さいころの記憶を振り返ってみたいと思います

いまは核家族化で、珍くなりましたが、
私は幼少から3人の高齢者と同居していました。

当時92歳の曾祖母は、
身の回りのこともすべて自分でできる、とてもしっかりとした人でした。
ですがある日、転んで寝たきりになり、
それをきっかけに急に認知症が始まったのです。。

その時小学生だった私は、
食事のたびに、曾祖母の手をとり
台所まで連れていくことが
毎日の日課になっていました。


「おばあちゃんごはんだから、一緒に行こうね」

と言いながら、温かい言葉と手をつないで
つれていくことで
「いつもありがとうね」
と曾祖母がニコニコしながら
いつも感謝の言葉を言ってくれました。
それから時は流れ、
OL時代の20代半ばまで
家族で自宅介護をしていました。介護経験がある方はご存知かと思いますが、
介護って想像以上に過酷ですよね

それは、介護する方もされる方も同じだと思います。

この時も手の触れ方しだいで
祖母が安心する様子を目の当たりにする
逆に不安から手をがっちりと
握りしめることが多かったのです。。
やっぱり、手をふれることは
大切だということがこの時に感覚的に
学ばせてもらったのかもしれません