ハンドリフレボランティア訪問施設の声@キッズサポートりま施設長 佐々木義勝様

2022年7月4日

こんにちは。ハンドリフレトレーナーの三上絢愛です。

毎月ボランティア訪問をしております
『キッズサポートりま様(重症心身障がい児施設)』にて
7月5日(木)公開講座を開催します。
⇒講座詳細はこちら ※終了しました

今回のテーマは
「お子さんの体の緊張が軽減する・
コミュニケーションがとりやすくなるハンドリフレ体験会」です。

会場を提供いただきます、キッズサポートりま 施設長 佐々木様より
【施設の声】ををいただいております。
是非ハンドリフレの効果について参考にご覧ください。

佐々木施設長様
ありがとうございました。
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~施設からの声~
【キッズサポートりま 施設長 佐々木義勝様】

Q1:ハンドリフレクソロジーボランティアの効果をどのように感じていますか?

◇「キッズサポートりま」の利用者は6歳から18歳までの、
いわゆる「重症心身障がい・身体障がい児」で、
筋肉・体幹などの緊張の強い方、或いは緊張の弱い方、さまざまな方がいますが、
全ての皆さんに「リラックス効果」があることを特に感じています。

◇筋緊張の強い方であれば、関節可動域が広がったり、
手足の末端部位が冷えやすい方であれば、
血行が促進することで手足が温まったりしています。
手と足、どちらからのアプローチでも、
効果が同様に生まれていると感じます。
ハンドリフレを行って頂くと、
どの子どもたちも表情が緩んで来て、
ゆったりと過ごしていることがわかります。

Q2:ご利用者さまの変化はどういったところに感じていますか?

◇子どもたちには、皮膚感覚に特に敏感な方もあって、
自分の体、手足を触られることを嫌がる人も多いのですが、
ハンドリフレは、手や足からのスキンシップなので、
触られることに「慣れていく」という効果が大きいと思っています。

◇最初は、自分の手足を触らせない、
ボランティアの方に手を出す相手を叩く、
といった行動をされる方もいましたが、
ボランティアの方は、手ではなく、
足へのアプローチから始めて下さって、
その子どもは、徐々に慣れていきました。
やがて、手に触ることも可能となって、
自分から手を差し出すようにもなりました。

◇ハンドリフレは、手足が温かくなる、
という効果も大きくありますが、
筋緊張の強い子どもは、徐々に関節が伸びてきて、
硬くなっている体の部位の緊張が緩んできます。
はっきりとは言えませんが、恐らくは、
体幹も緩んでいると思います。
それは、嫌なことを行うときの「拒否」の声もなく、
穏やかに受けていることから、考えられることです。

◇また、別の子どもでは、首や肩がリラックスしてきて、
突っ張ることが無くなっています。
気持ち良くて、眠ってしまう方もいます。

Q3:施設としてハンドリフレはどういった存在ですか?

◇まず何と言っても「安全」であることが重要だと考えています。

◇それは、体の困難な箇所に直接施術するのではなく、
手足のアプローチから体全体へ働き掛けていく、
という点が大きいです。
ストレッチなどと違って、怪我の起きる心配がありません。

◇また、子どもたちが「頑張らなくて良い」ことも
大きいと思います。「リハビリ」のような「訓練」ではないので、
「受け身」でいることができる、という点です。
ボランティアの皆さんも、私共「りま」スタッフからの
注意事項を踏まえて、実施してくださいます。

◇時間的にも「1時間」という設定が丁度良いと思います。
子どもたちの人数が多くても、
毎回必ず、一人に15分程度は行ってくださいます。
勿論、人数が少なければ、さらにゆったりと行ってくれます。

◇「キッズサポートりま」の子どもたちのような、
様々なハンディキャップのある人たちには、
安全かつリラックスできるアプローチを行ってくださる
「ハンドリフレ」は、とても大きな意味のあることだと思っています。